先週のWIN5はJRDBの展開予想の◎の馬5頭で決着。
毎回その一点だけ勝っていたら、年間で約5千円の投資。それで、82万の払戻しなら次の的中が164年先でも赤字にはならない・・・・。

それにしても1番人気が全て飛びながらも払戻しが82万5千円というのは安い気がするので、過去のWIN5の実績を調べてみた。
上には上があるもので、1番人気の絡まなかった回で先週以上に配当が安かったのが、13年の東京新聞杯をメインとした回で193670円と13年のバーデンバーデンCをメインとした回の483800円の2回。
東京新聞杯の回はフルゲートのレースは1クラだけに加え9頭立てが2クラ、結果も2番人気が3勝と人気サイドでの決着。勝馬の単勝コロガシなら155780円、(レース毎に100円未満を切り捨てなら96900円にしかならない。)
バーデンバーデンCの回はフルゲートのレースが4クラも全て4番人気以内で決着して単コロでは315080円(同292500円)
先週の場合はフルゲート4クラに加えて7番人気の馬が勝つレースがあったにも関わらず、払い戻しは825360円。単コロだと560670円(同448320円)。

そこで、先週とよく似た結果の回を探してみた。
11年の阪神JF(勝馬はジョワドヴィーヴル)の回が良く似ている。
フルゲートこそ1クラだけだが、1番人気の勝ったレースはなく、2番人気が2勝、10倍を超える馬もひとレース勝っており単コロでは580470円と先週分に非常に近い数字。しかし、この時のWIN5の払戻しは2128380円で今回の2.5倍以上になる。

先週分の払戻しが安かったことは、単コロとの比較でもわかる。
先週の場合の単コロ比は1.47で過去149回のうち18番目の低配当だった。(1番人気を含まない決着のなかでは4番目の低配当)

ひとつの仮説としての先週の低配当の要因はサトノノブレスにありそう。
過去の数字ではフルゲートのレースで2番人気の馬が勝つと残存率は25%~20%くらい。実際先週の場合もひとレース目に初富士Sでは2番人気が勝って残存率は25.4%。
先週は4レース目まで終って残りは1652票。サトノが勝って的中は584票あった。残存率でいうと35.4%。サトノの単勝は3.2倍で支持率が25.0%だったが、WIN5での支持率はアドマイヤフライトを抑えて1番だったかもしれない。
もし、サトノのWIN5での残存率が平均的な25%だったとしたら、払戻しは概算で111万8千円。・・・・・う~んそんなものが。
サトノノブレスの人気は菊花賞2着という実績もあるが、鞍上のC.ルメールも大きかったと思われる。
恐るべし、C.ルメール。

(ながの)