前回「ノイズ」という概念を紹介しました。
その最たるものが買い間違いです。
先週(12/15)の中山10レースのオッズを見ると2.ノボレインボーの単勝がやけに売れているのがわかります。

▼クリックでHIGEオッズグラフを表示▼20131215e10

単勝は基準オッズ121.7倍で16頭立ての最低人気。これが実際のオッズでは朝の段階では5倍を切る人気。
さて、これをどう考えるか。
7歳の牝馬で8ヶ月の休み明け、乗り替わりだがお世辞にも鞍上強化とはいえない。
ハッキリ言って買う要素がみあたらない。
ではなぜ売れているのか?
考えられるのは買い間違い。
メインの朝日杯とのレース間違いか?
いや、朝日杯の2番は九州産馬でここではチョットと言う馬。
可能性が高いのは阪神との場間違い。
阪神10レースの2番は良血のリヤンドファミュ。骨折明けも血統背景と若駒S勝ちの実績から人気を集めている。
あくまで推測だが、この馬との買い間違いと思えば中山10Rは2番の馬に惑わされることはない。

全くの人気薄が極端に売れている場合は、まずは何故売れているかを考えることを習慣付けることをオススメします。