オッズで見出す勝負のサイン HiGEオッズ

オッズ予想の決定版!【HIGEオッズビューアー】の紹介ブログです。



まず前提としてアタマに入れておきたいのが、「オッズが全てではない」ということ。
そのうえで、オッズだけで獲れるレースもあれば、オッズと他のファクターを組み合わせて獲れるレースもあり、オッズからは手も脚も出ないレースもあるということ。


オッズ一発のレースでいうと、12/8の中山6レースの新馬戦。

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中山6R

単勝1倍台の圧倒的人気の馬がいるにもかかわらず、7.フォワードカールだけがかなり強い売れ方。基準オッズ単勝37.6倍も朝には10倍を割り込むほどの人気。発走の10分前ではこの馬だけが売れ方が特に目立った。
レースでは好位から抜けだしで危なげなく。
基準オッズに比べるとやすいが2580円の単勝は高配当。


ほかのファクターとの組み合わせとして例に挙げるのが12/8の中京7レース。

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中京7R

発走10分前(13:05)の段階で売れ方の強い馬は6頭(内から3・7・9・11・12・14番)。
6頭ボックスでは買い目が多すぎるのでここからどう絞るかがポイント。
この日の中京の芝は明らかに外差しの馬場。フルゲート18頭のこのレース、長距離戦でも内の馬は包まれるとみて外目の馬番2ケタの馬に注目。その中でも勝浦騎手は強い売れ方で好走する場合が多いので中心視。加えて横山和騎手は秋以降ローカル開催での活躍が目立つので相手に。一方同じ外枠でも12番は複勝の売れ方が甘かったので馬券の対象外に。
この2頭でも良かったのだが、人気所の差し馬の5番(オッズ的には買えない)も加えての馬券に。
レースではオッズ入りの外目の馬が直線外から伸びて叩き合い。
勝浦がアタマまであればよかったんだけど・・・・。

中京7R馬券


HIGEグラフは、基準オッズ、現在オッズ、最小オッズ、最大オッズの4つの値により構成されています。そして、これらの値の上下関係により次の5つのパターンに大別されます。(最大オッズは関係無い)

1.赤下ヒゲ(赤)      現在、基準より売れている
2.強下ヒゲ(ピンク)    現在、基準よりかなり売れている。
3.下ヒゲ (オレンジ)   基準より売れていた時もあった。
4.十字            現在、ほぼ基準どおりの売れ方。
5.食い込み(白)      基準まで売れていない。

それでは図を元に説明します。左の目盛りがオッズ、右がHIGEグラフです。


1.赤下ヒゲ(赤)
下ヒゲ赤

基準オッズより売れている場合であり、本体部分は赤で塗りつぶされます。
図では基準オッズは2.6倍ですが、現在オッズは2.2倍でよく売れています。基準オッズより売れている部分がヒゲグラフの本体部分になります。
また、最小で1.9倍まで売れておりそれが「下ヒゲ」となります。(本体部分から下の方にヒゲが出ています。)
本体が長い場合は継続して売れていることになり、ヒゲが長い場合は一時的に売れていた時があったということです。
現在進行形で売れ続けている場合(現在オッズと最小オッズが同じ場合)はヒゲが無くなります。


2.強下ヒゲ(ピンク)
ピンク

上記赤下ヒゲの強いバージョンがコレです。売れ方が特にキツイ場合を表しています。
図では、基準オッズは3.0倍で、最小オッズ1.8倍と 基準の60%以下まで売れている時がありました。
新聞などの印に関係無く売れまくっています。何か特別な情報があると推察できます。


3.下ヒゲ(オレンジ)
下ヒゲオレンジ

基準オッズより売れていない場合です。ただし、最小オッズは基準オッズを下回っていた場合がコレにあたります。本体部分は、白となります。
図では、基準オッズは2.2倍で、一時1.9倍まで売れたものの、現在は2.8倍となっています。基準オッズより売れていない部分がヒゲグラフの本体、基準オッズより売れている部分は下ヒゲとなっています。
ここで推察できることは「この馬を狙っている人は存在する」ということです。
大穴の馬に多いパターンで確率的には低いですが、配当的にはオイシイところです。


4.十字
十時

現在オッズがほぼ基準オッズどおりとなっています。上下のヒゲを合わせて十字型になります。
情報どおりに売れているということで「可もなく不可もなく」といったところ。その馬の力は発揮されるでしょう。


5.食い込み(白)
食い込み

 基準オッズまで売れていない場合です。ヒゲが本体に食い込んでいる事から「食い込み」パターンと呼んでいます。
 図では、基準オッズは2.2倍なのですが、全然売れていなくて現在2.8倍です。最小オッズが食い込んだヒゲの部分となります。
 人気馬で来るのであれば、基準ぐらいは売れているハズ。穴馬であれば見向きもされていない状態です。(有力な情報を持って)狙っている人は誰もいないのでしょう。オッズ予想では買いにくいところです。


(システム班K)

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ちなみにわしゃ「HIGE仙人」じゃ。ヌホホッホ-。

何じゃ「HIGEオッズ」? と思われた方も多いじゃろう。
いやー、これは簡単には説明できないもんで、順ぐりに説明していくのじゃ。

まずは、こちらを見てくだされ→【馬券ヒット作の記事】

どうじゃ、この実力!ヌホホッホ-。

現在は、ユーザ向け「HIGEオッズビューア」の開発中じゃ(システム斑Mにやらせちょる)。
まずは基本機能から段階を踏んで、このブログで公開していくつもりじゃ。しかとチェックしてくれ!

それでは、このブログのカテゴリとその説明じゃ。

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 後から、オッズの動き見て「なるほど」と思わすものがあるんじゃ。今後のために役立つぞ!

【オッズ分析使い方あれこれ】
 「勝馬予想」はもとより、「3着狙いの馬」、そして、「消し馬」としても使えるのじゃ!
 そんな分析データを紹介させるぞ。
 これはシステム班K(JRDB展開予想開発者)に説明させる。
 システム班Kも、展開予想に飽きたらず、オッズ予想中毒になっておるわい!

【オッズよもやま話】
 ワシ(HIGE仙人)による極秘情報、危ない話が聞けるのじゃ!

このような記事を順次展開していくんで、また来てくれれば幸いじゃ!

最後に。
「HIGEオッズ」は、競馬予想のメインファクターとして十分に威力を発揮する!
既に予想法を確立している方にとっても、予想スパイスとして絶対に使えると断言できるのじゃ。
収支がプラスの方もマイナスの方も回収率は10%は上がるぞ!

ほな、わしもたまに出てくるんで、よろしくな!ヒッヒッヒ。
(HIGE仙人より)

ノイズを見抜く

オッズを見ていると「何でこの馬がこんなに売れてるの?」と首を傾げたくなるときがあります。
そういう時にまず疑ってみるのが、買い間違い。競馬場やWINSの窓口で購入した場合は買い戻しも可能ですが、PATでの投票の場合は泣き寝入りするしかありません。
よくみかけるのが、ダービーや有馬記念などメインレースが11レースでない場合。そういう時の11レースではメインレースの本命馬の馬番がやけに売れています。
買い間違いはメインレースがイレギュラーな時ばかりではありません。単純なレース番号間違いもしばしば見られます。それまで複勝10倍を超えていた馬がいきなり2倍を切るようなオッズになり、次の瞬間には10倍台に戻っているのは買い間違いによる買戻しの結果です。
しかし、PATでの購入の場合はそうは行きません。
ジャパンCダート当日、阪神の1レースで馬番6番の馬が異常に売れていました。
基準では14頭立ての14番人気。2ケタ着順続きで売れる要因が見当たりません。考えられるのはJCダートの6番ホッコータルマエとの買い間違い。阪神1レースの6番はレース中の異常歩様でゴールも出来ず。まあ、ホッコータルマエも3着に敗れましたが。
もし、それが買い間違いでそれに気付いてホッコーの単勝を買いなおしていたら、「倍返し」所か2倍で持っていかれたことに。
こういうオッズはあくまでもノイズであって異常オッズとはいえません。

そういうオッズを見破るのはある軽度の経験則といえるでしょう。

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